カムシャフトの加工用ツーリングソリューション

内燃エンジンでは、カムシャフトはバルブの開閉操作を行う部品で、クランクシャフトと同期して回転します。シャフトには、各バルブに1つずつ、複数の突起部(カム)が備わっています。シャフトが回転すると、カムの突起部分がバルブを押すことによって(あるいは、何か別の部品を介して)バルブの開閉が行われます。
サンドビック・コロマントは、以下のような、カムシャフト加工用の標準およびテーラーメードソリューションや特注ソリューションを、他社を上回る幅広いラインナップで取り揃えています。
カムシャフト用フライスカッター
カムシャフトの加工における要求事項はクランクシャフトと同様の傾向で、性能重視、低燃費、低排出ガスが挙げられます。最高の性能を実現するためには、複数のカムを同時に加工できるカムシャフト用フライス加工ソリューションを使用します。ソリッドタイプまたは刃先交換式ソリューションとして、あらゆる種類のカッターをご用意しています。適切に調整された材種を採用したチップ、最適化されたチップブレーカおよび最大8枚の多コーナ仕様により、安全な加工プロセスと生産コストの削減を実現します。
M631 カムシャフト用フライスカッター
カムシャフト用フライスカッター(外径フライス加工)
- カッター径 300–500 mm (11.81–19.68")
- 様々な切削幅
- ソリッドタイプまたは刃先交換式のディスク
- 多様なセグメントクランプ
- 異なる工作機械メーカに対応した、様々なタイプのカップリング
- 複数のカムの同時加工が可能
- タンデムカッター


* 特注ツーリングソリューションについては、お近くのサンドビック・コロマントの営業所にお問い合わせください。
立型ターニングセンタ
立型ターニングセンタはターニングセンタと立旋盤とのハイブリット機種として発展しました。 サブスピンドル、テールストックあるいは下部タレットを必要としない短い部品の場合、横型よりも立型構成の旋盤のほうが機械の設置面積を小さくすることができます。 立型ターニングセンタの機械構成 立型ターニングセンタには2つのメインカテゴリがあります: ピックアップ旋盤: 300... chevron_right
M5C90
特長と利点 スクラッチ、バリ、欠損を発生させることなくアルミニウム部品を加工 荒加工の必要がなく必要な工具は1個だけ 高い送り速度 荒加工なしで直接仕上げ加工 調整不要 スペアパーツはチップスクリューの1つのみ 食いつきの大きなフライス加工専用 M5B90正面フライスカッターと同じ、世界中でご注文いただける標準チップラインナップを使用 セミドライ加工... chevron_right
CoroMill® 180
固定チップでのソリューション ポジティブのすくい角で軽切削アクションを実現 30GM材種によるきわめて良好で予測可能な工具寿命 レールロックチップシートが抜群の繰り返し精度を実現 簡単なチップ交換 外径: 63–500... chevron_right
コロミル495
ほとんどの部品は面取り加工が必要です。 そのため、様々な被削材で小ロットの加工を行う場合、工具交換頻度は潜在的な問題となります。 コロミル495 では、1つの工具で様々な被削材での面取り加工が可能となるため、短いダウンタイムを維持し、機械稼働率を高く保つために最適です。 利点 様々な角度の面取り加工が可能 汎用性の高いチップにより、様々な被削材での加工が可能 工具交換が少なく、高い機械稼働率 特長 4コーナ交換式チップ いくつかの被削材用の、広範な機能性を持った材種とチップブレーカ 生産性の高い、多刃カッター 用途 穴およびエッジに沿っての面取り 主な加工方法は、面取り加工、裏面面取り加工、溶接の開先およびバリ取り加工です。 ISO適用領域 取扱製品 カッターボディ カッター径 食いつき角 カップリングタイプ 12–25... chevron_right