M5R90
M5R90 - アルミ合金製自動車部品の荒加工~中仕上げ加工用カッター

コンセプトの説明
M5R90は、シリンダーブロックやシリンダーヘッド、トランスミッションハウジングなどアルミ合金製自動車部品における、肩削りフライス加工の荒加工から中仕上げ加工の第一推奨カッターです。
このカッターは調整可能なカートリッジを備えていて、使用するカートリッジに応じて、0.4または0.8 mm (0.016または0.031 inch) のコーナRで、最大8 mm (0.315 inch) の切込みに対応します。
このカッターは、荒~中仕上げ加工で良好な性能を発揮し、粗さが4Rz以上の仕上げ面を達成できます。加工面品質あるいはうねりに対する要求が厳しい場合には、M5B90がより適した選択肢です。
特長と利点
- カッターボディは、軽量かつじん性の高い特殊アルミニウム合金製
- 有効刃数が多いカッターは、10,000 rpm、G2.5等級でバランス調整済みこれにより、妥協することなく、機械主軸で高速加工が可能
- 鋼製カートリッジにロー付けされたPCDチップにより、軸方向の調整が可能
- PCDチップは最大3回まで再研磨することができ、工具寿命が確実に向上
- 数種類の刃先形状が注文可能
用途
- アルミニウム合金および非鉄合金の荒~中仕上げ加工
- カッター径63~250 mm (2.48 –84 inch) のラインナップ
- PCDカートリッジは4種類あり、刃先形状が異なる。使用するカートリッジに応じて、0.4または0.8 mm (0.016または0.031 inch) のコーナRで、最大8 mm (0.315 inch) の切込みに対応可能