医療機器産業向けの精密ツーリング

サンドビック・コロマントの絶え間のない進歩

サンドビック・コロマントのボーンスクリューや人工股関節などの広範なインプラントの加工用ソリューションは、最先端の医療に必要な多くの複雑な構成要素を成し遂げることまでの最短のルートです。
人体に適した要件を満たすには、耐腐食性および耐摩耗性に優れたチタン合金、ステンレス鋼、特殊合金を使用する必要がありますが、効果的な加工を行うには大きな問題があります。
サンドビック・コロマントは、このような用途のために、この業界に必須の品質基準を満たすように設計されたツーリングと加工方法を開発しています。

医療機器での精度

医療機器産業での先進的メーカーの最先端のツーリング
-ミクロン単位の公差、コンポーネントあたりの最低のコスト
- 最高精度のコンポーネントのための剃刀のようにシャープなチップの刃先。
- 量産効果を出すための高い公差の旋削、溝入れ、ねじ切り加工。
- 安全で安定した突切り加工および溝加工。
- 効率よく小径穴あけ加工を行うための超硬ソリッドドリル。
さらに骨に近く
耐摩耗性と切りくず処理が最適化された精密ボーンスクリューの加工。
未加工物から最終製品までをスムーズな流れの1工程で。
メインスピンドル: | 10,000 rpm | ||
サブスピンドル: | 8,000 rpm | ||
![]() | ステンレス鋼 -サンドビックバイオライン316 LVM | vc = 切削速度 | |
fn = 送り | |||
![]() | チタン合金 -Ti-6Al4V ELI | ap = 切込み深さ | |
![]() | ![]() | ![]() | |||||
ホルダ:QS-SDJCR 1212E 07 | 首下の旋削加工 | ホルダ:QS-SDJCR 1212E 07 | |||||
チップ:DCET 070201-UM、GC1105 | チップ:DCET 070201-UM、GC1105 | ||||||
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ||||
vc, m/min | 50~100 | 40~60 | vc, m/min | 50~100 | 0.3~1.0 | ||
fn, mm/r | 0.03 | 0.03 | fn, mm/r | 0.03 | 0.03 | ||
ap, mm | 0.3–1.0 | 0.3–1.0 | ap, mm | 0.3–1.0 | 0.3–1.0 |
![]() | ![]() | ![]() | |
![]() | ![]() | ||
ホルダ: | QS-RF123E11-1212B | QS-SMALR 1212E3 | |
チップ: | N123E2-0200-0002-GF、H13A | MACR 3200N、GC1025 | |
vc, m/min | 50–75 | 40–50 | |
fn, mm/r | 0.04 | 0.04 |
![]() | ![]() | ![]() | |||||
ドリル:R840-0250-50-A0B、GC1020 | 袋穴の底の逃げ旋削 | ホルダ:CXS-A0750-04 | |||||
チップ:CXS-04T098-10-2206R、GC1025 | |||||||
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ||||
vc, m/min | 30–50 | 20–40 | vc, m/min | 50 | 40 | ||
fn, mm/r | 0.03–0.06 | 0.02–0.04 | fn, mm/r | 0.02 | 0.015 | ||
![]() |
医療の飛躍的進歩

丸チップを使用した人工股関節の球面旋削は、医療機器産業の進歩のために設計された、サンドビック・コロマントの最初のコンセプトでした。現在では、20 mm以下の径も使用でき、広範な用途に使用できます。生産性を倍増し、加工コストを1/3節減することができます。サンドビック・コロマントは、現在および将来に向けての、医療用先端加工技術の革新のドアを開くことができます。

詳細については、最寄のサンドビック・コロマント営業所にお問い合わせくださるか、専用技術資料をご参照ください。