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ボーリング用Silent Tools™

生産性の高いボーリング加工を実現するためのびびりソリューション

ボーリング加工やそのほかの加工、特に突出し量の長い加工の際には、びびりに起因する問題が頻繁に発生します。びびりは、表面粗さの不良、精度不足、生産性の低下、チップおよび工作機械の摩耗の増大、そして騒音の原因となることがあります。
このため、びびり問題の解決は常に生産性の大幅な向上をもたらします。

利点

  • 生産性が50-200%アップ
  • ブリッジと防振アダプタ間の強固な最適化されたインターフェース
  • 良好な加工面品質
  • 良好な加工安定性
  • 高い貫通能力
  • 部品あたりのコストの削減

特長

  • 長いツールアセンブリ用のSilent Tools™防振機構、製品ラインナップのすべてのアダプタに対応する寸法
  • アルミ合金製のショートファインボーリングヘッド
  • ブリッジと防振アダプタ間の強固な最適化されたインターフェース
  • アセンブリを貫通しての内部給油
  • 最適化された軽量ブリッジ (防振アダプタと組み合わせて使用) は、荒加工用でもファインボーリング加工用でも、既存のスライダーやカートリッジとも適合します
  • カートリッジラインナップ、径31–181 mm (1.220–7.126") のバックボーリング加工用

用途

  • ボーリング加工:荒加工および仕上げ加工
  • びびりを軽減することにより、切削条件を大幅に高めることが可能

防振型CoroBore® 820XL:

  • ツインエッジ荒ボーリング仕様での加工低合金鋼での径方向の最大切込みは 8 mm (直径は16 mmまで拡張)
  • 最大トルク:2000 Nm



ISO適用領域

推奨

  • 背分力を大きくして送り分力および主分力を小さくするために切込角は90°に近づけます
  • 送り分力、たわみおよびびびりを低減するには切込角を大きく、ノーズRを小さくします
  • 小ノーズRは切込みが浅い場合に理想的で、びびりのリスクも低減されます
  • 追加のエクステンションにより加工性能が低下する、または完全に失われるため、Silent Tools™アダプタと工作機械スピンドル間で使用する適合品は1つだけにしてください
  • 動的挙動と防振機構を高めるために、できるだけ軽切削のカッティングヘッドを使用します
  • 可能であればテーパシャンクを使用
  • 高能率ボーリング:送りを増やすための長さと径の同じ2つのチップ
  • ステップボーリング:大きな径方向加工を望む場合はいずれかのスライドの下にシムを追加
  • シングルエッジボーリング:切削抵抗を低減して高精度な真円度、良好な加工面品質および厳しい公差を達成するにはスライドの1つをカバーに交換

防振型CoroBore® 820XL:

工作機械とスピンドルインターフェース

工作機械とスピンドルインターフェースは、CoroBore® 826D XLのような大型工具やアセンブリを保持するために高い剛性が必要です。それには、HSK 100とCoromant Capto® C8 – C10が最適なインターフェースです。ISO 50テーパ (BIG PLUSを含む) はこれらの荒加工工具には剛性が足りません。
切削条件
箱に記されているチップと材種用の推奨開始値を守ってください。実際の被削材、スピンドルインターフェースクランプ力、所定回転数でのトルク容量、正味動力などのパラメータにご留意ください。

製品ラインナップ

荒ボーリング加工

荒ボーリング加工

ファインボーリング

ファインボーリング

ボーリング範囲
Ø 23–150 mm
(0.906–5.91")
ボーリング範囲
Ø 148–300 mm
(5.827–11.811")
ボーリング範囲
Ø 19–167 mm
(0.748–6.575")
ボーリング範囲
Ø 148–315 mm
(5.827–12.402")
防振型
CoroBore® BR20 Silent Tools™
防振型
CoroBore® 820D XL
防振型
CoroBore® 825
防振型
CoroBore® 825D XL/826D XL

Coromant Capto®バックエンドカップリング

クーラントスルー




 
 

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