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コロミル® QD

安全性の高い溝フライス加工および突切り加工

内部クーラント

内部クーラントにより優れた切りくず排出を実現します。切りくずの問題を解消することにより、加工面品質が向上し、加工安定性が確保できます。さらに内部クーラントは刃先の温度を低く保ち、特に耐熱合金 (ISO S) の被削材で効果を発揮します。

最適なフライスチップ

最適化されたフライス加工用材種と外周研磨チップブレーカにより、制御された切りくず排出、厳しい公差に対応した高品質の溝と、長く予測可能な工具寿命が得られます。

簡単な取扱い

クイックリリースキーにより、正しいクランプ力を確保します。取扱いがしやすく、チップ交換によって生じるチップシートの摩耗を防ぎます。安定かつ正確なチップポジションが、優れた溝品質と長時間にわたる加工安定性を実現します。

特長をさらに表示

傾斜したチップシート

傾斜したレールチップシートがチップを安定させ、チップがシートから飛び出すのを防ぎます。クランプ力が低いカッターを使用する際、切削速度が高い場合に生じる潜在的な問題です。

サイレントツール

防振Silent Tools™アダプターは、必要な突出し長さを実現しながらバイト径の6倍の長さまでびびりを抑制します。

安定性の高い溝フライス加工

フライス加工におけるお客様の課題を解決する、CoroMill®QDの詳細についてご紹介します。
フォルダの表示とダウンロード

適用領域

  • 深溝および突切り加工
  • 外径および内径加工
  • 荒加工~仕上げ加工

豊富なツールホールディングが選択可能

  • ステンレス鋼
  • 鋳鉄
  • 非鉄金属
  • 耐熱合金

製品ラインアップ

ディスクカッター

クーラントありの径範囲:63–160 mm (2.5–6")
クーラントなしの径範囲:63–315 mm (2.5–12")。

円筒シャンクカッター

カッターの最小径63 mm (2.5") 。
クーラントスルーあり・なしが選択可能。

チップ

鋼フライス加工用材種GC1130およびGC1230はZertivo®テクノロジー採用、GC4340はInveio®テクノロジーにより、長く予測可能な工具寿命を実現。

ドライビングカラー

高い安定性を引き出すドライビングカラーの使用により、切込み/チップ幅の比率が15以上の溝フライス加工でも高い加工面品質を維持したまま加工が可能です。小型のドライビングカラーは、フェースミルアダプタに組み付けて大型マシニングセンタで使用することができる、コスト効率の高いソリューションです。

ツールホルダ

CoroMill® QDを使用した豊富な
ツールホールディングソリューションにより、どのマシンタイプでも確実に課題を克服することができ、ほとんどの工作機械インターフェースとワーク特性に対応します。

テーラーメイド

該当する寸法があれば、特殊工具を注文せずに当社の準標準品であるテーラーメードサービスをご利用頂くことが可能です。カッターボディ、アダプタ、材種およびチップブレーカのオプションがあり、それぞれお客様の部品製造に固有のニーズに合わせた設計となります。 テーラーメイドオプションを表示

独自の4チャンネル設計による、アダプタからカッターへのクーラント供給により内部給油が可能です。

内部クーラントによる卓越した信頼性

溝加工においては、切りくず排出が最も大きな課題となります。特に幅の狭い溝や深溝の加工において、切りくずの問題は生産効率に悪影響を及ぼすことが多く、加工部品の品質低下や工具破損の原因となります。
CoroMill®QDはこの分野で初めての内部クーラント仕様のカッターです。切りくずがチップブレーカにより狭い形状に変形し、クーラントで排出されることによって、貴重な工具と生産時間を節約できます。

ハイライト

切りくず排出

クーラントの有無による加工の違いをご体験ください。

音で分かる違い

長い突出し量の溝フライス加工で、サイレントツールアダプタの使用によりびびりが劇的に低減する様子をご覧ください。

鋼のフライス加工向けに最適化された新しい材種

鋼のフライス加工向けに最適化された新しい材種

良好な工具寿命と加工安定性を実現するInveio®技術を採用したCVD材種GC4340がCoroMill®QDで導入されました。

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