安全性の高い溝フライス加工および突切り加工
内部クーラントにより優れた切りくず排出を実現します。切りくずの問題を解消することにより、加工面品質が向上し、加工安定性が確保できます。さらに内部クーラントは刃先の温度を低く保ち、特に耐熱合金 (ISO S) の被削材で効果を発揮します。
最適化されたフライス加工用材種と外周研磨チップブレーカにより、制御された切りくず排出、厳しい公差に対応した高品質の溝と、長く予測可能な工具寿命が得られます。
クイックリリースキーにより、正しいクランプ力を確保します。取扱いがしやすく、チップ交換によって生じるチップシートの摩耗を防ぎます。安定かつ正確なチップポジションが、優れた溝品質と長時間にわたる加工安定性を実現します。
豊富なツールホールディングが選択可能
クーラントありの径範囲:63–160 mm (2.5–6")
クーラントなしの径範囲:63–315 mm (2.5–12")。
カッターの最小径63 mm (2.5") 。
クーラントスルーあり・なしが選択可能。
鋼フライス加工用材種GC1130およびGC1230はZertivo®テクノロジー採用、GC4340はInveio®テクノロジーにより、長く予測可能な工具寿命を実現。
高い安定性を引き出すドライビングカラーの使用により、切込み/チップ幅の比率が15以上の溝フライス加工でも高い加工面品質を維持したまま加工が可能です。小型のドライビングカラーは、フェースミルアダプタに組み付けて大型マシニングセンタで使用することができる、コスト効率の高いソリューションです。
CoroMill® QDを使用した豊富な
ツールホールディングソリューションにより、どのマシンタイプでも確実に課題を克服することができ、ほとんどの工作機械インターフェースとワーク特性に対応します。
該当する寸法があれば、特殊工具を注文せずに当社の準標準品であるテーラーメードサービスをご利用頂くことが可能です。カッターボディ、アダプタ、材種およびチップブレーカのオプションがあり、それぞれお客様の部品製造に固有のニーズに合わせた設計となります。 テーラーメイドオプションを表示
独自の4チャンネル設計による、アダプタからカッターへのクーラント供給により内部給油が可能です。
溝加工においては、切りくず排出が最も大きな課題となります。特に幅の狭い溝や深溝の加工において、切りくずの問題は生産効率に悪影響を及ぼすことが多く、加工部品の品質低下や工具破損の原因となります。
CoroMill®QDはこの分野で初めての内部クーラント仕様のカッターです。切りくずがチップブレーカにより狭い形状に変形し、クーラントで排出されることによって、貴重な工具と生産時間を節約できます。
クーラントの有無による加工の違いをご体験ください。
長い突出し量の溝フライス加工で、サイレントツールアダプタの使用によりびびりが劇的に低減する様子をご覧ください。
良好な工具寿命と加工安定性を実現するInveio®技術を採用したCVD材種GC4340がCoroMill®QDで導入されました。
ぜひご登録ください。