無人生産向け、あるいはカスタマイズ部品用に旋削加工用チップ材種をお探しの場合、サンドビック・コロマントの信頼性の高い、様々なチップ材種が、お客様に安定した工具寿命、高い機械稼働率と優れた加工面品質を提供します。
新世代の鋼旋削加工チップ材種GC4425、GC4415およびGC4405 は、あらゆる観点において優れた性能を発揮します。第2世代のInveio® (インヴェイオ) テクノロジーにより、幅広い加工範囲に対応します。 第一推奨材種のGC4425は、幅広い用途範囲において耐摩耗性、耐熱性、じん性が改善されています。材種GC4415はさらなる耐熱性が必要とされる場合の性能に優れ、材種GC4425を補完します。材種GC4405は、塑性変形特性が求められる安定した加工条件下で高い切りくず排出量を実現するための第一推奨です。
新しい母材は、信頼できる可能荷は不可欠な機能の、塑性変形に対するじん性と耐摩耗性のユニークな組合せを実現。
GC4405は、特に300 HBを超える高硬度鋼において、卓越した生産性と長い加工時間を実現する優れた塑性変形耐性を発揮します。軟鋼ではドライ加工が可能です。
サンドビック・コロマントの鋼加工用チップ材種のラインナップでは、さまざまな加工条件に対応する、CVDおよびPVDコーティング超硬材種を取り揃えています。下記の情報をご参照いただき、最適な材種を見つけてください。生産性の向上 (vc) は、塑性変形と耐クレーター摩耗性の増加を意味します。耐チッピング性と刃先の信頼性は、加工条件がどれだけ安定しているかによって決まります。
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加工条件: | 安定状態 | 一般状態 | 不安定状態 |
高い切りくず排出量で連続および断続加工を行う鋼および鋳鉄の仕上げ加工から荒加工向けの、Inveio® (インヴェイオ) テクノロジーを採用した第一推奨CVDコーティング材種
仕上げから荒加工用のInveio® (インヴェイオ) テクノロジーを採用したCVDコーティング材種で、より高い耐熱性が必要な場合の安定した加工条件における連続切削から断続軽切削に使用できます。
Inveio® テクノロジーを採用したCVDコーティングされた高送り荒加工材種。 安定した加工条件で、中荒から荒加工までの範囲で高い切りくず排出量が必要な場合にお勧めします。
第二世代のInveio® (インヴェイオ) コーティングテクノロジーが結晶成長方位を改善し、良好な耐摩耗性とさらに安定したパフォーマンスを実現しています。
「コーティングに亀裂が入るのではなく、非常に良く制御された変形と制御された摩耗、そして真の性能改善を得ることができます」、と研究開発エキスパートでチップコーティングの責任者のヤン・エングクビストは言っています。当社の開発者が新しい鋼旋削加工用材種の加工安定性をさらに向上すべくどのような開発を行ったのか、動画で詳細を確認してください。
鋼旋削加工用材種GC4425およびGC4415が信頼性および生産性の高い性能を発揮する動画はこちら。
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