チタンおよび耐熱合金 (HRSA) 用旋削チップと材種
耐熱合金 (HRSA) およびチタン合金の旋削加工では、厳しい加工条件により、チップ材種への要求が高くなります。お客様の耐熱合金またはチタン合金の旋削加工に最適なソリューションをご提供します。
GC1205およびGC1210
これらのPVDコーティング超硬材種は、ニッケル基ベース耐熱合金 (HRSA) 材の加工用に開発され、最終加工段階 (LSM) および中間加工段階 (ISM) における広い加工領域をカバーします。 最新の母材およびコーティング技術を採用したこれらの材種は、逃げ面摩耗および溶着性摩耗に対する卓越した耐性を備え、工具寿命と生産性の向上を実現します。
最新情報
GC1205およびGC1210
GC1205およびGC1210は、ニッケル基ベース耐熱合金 (HRSA) 被削材の加工用に最近開発された材種です。最新の母材およびコーティング技術を採用したこれらの材種は耐摩耗性に優れ、航空機エンジン部品の生産性の高い加工を実現します。
特長と利点
- 高硬度の超微粒子母材により、卓越した耐逃げ面摩耗性および耐境界摩耗性を実現
- 優れた刃先信頼性がより安定した工具寿命に貢献
- 最適化された切れ刃の完全性によりフレーキング (剥離) を軽減
- 高硬度母材とPVDコーティングの組合せにより、切削速度 (GC1205) と工具寿命 (GC1210) が大幅に向上
S205
S205は、航空機向けの耐熱合金(HRSA)製エンジン部品の旋削加工の最終工程用に開発された、新しいCVD(chemical vapour deposition=化学蒸着法) 材種です。
S205は、公差および加工面品質の適合に妥協することなく、中仕上げ加工および仕上げ加工での高速の切削速度によって生産性向上を実現します。
S205材種のメリット：
- 工具寿命における妥協なく競合品と比較し30-50%高い切削速度に対応可能
- 高い切削速度への対応による生産性の向上
- 逃げ面摩耗および溶着性摩耗に対する卓越した耐性による工具寿命の延長
材種加工領域
当社のチタンおよび耐熱合金 (HRSA) 用の材種のラインナップでは、様々な加工条件に対応する、CVD-およびPVD-コーティング超硬材種、セラミックおよび立方晶窒化ホウ素 (CBN) 材種があります。下記の情報をご参照いただき、最適な材種を見つけてください。
| 加工領域 | ||
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| 加工条件： | 良好 | 中程度 |
| 加工領域 | |||
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| 加工条件： | 安定状態 | 一般状態 | 不安定状態 |
CC6160
比較的安定した加工条件でのニッケルベース被削材の加工用に最適化されたサイアロン (SiAlON) 系セラミック材種で、高い耐境界摩耗性により優れた安定性と予測可能な摩耗を実現。
補助材種
ハイライト
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