新しいコンセプトで、 より大きなメリット
CoroCut® 2は、突切り・溝入れ加工用途の特定のニーズを満たすために開発され、加工に新たなレベルの加工安定性と生産性向上をもたらします。この汎用性の高い工具コンセプトにより、部品当たりコストを抑え、加工効率を高めながら、必要な安定性を得ることができます。
CoroCut® 2チップは、独自の特許取得済みの技術で製造されており、その結果、刃先品質が向上し、優れた工具寿命が実現します。小さい幅のチップにもレールインターフェイスが搭載されており、チップの動きを最小限に抑えて安定性を向上させています。すべての突切りブレーカにおけるワイパー設計により、優れた加工面品質が保証されます。 新しいチップは、既存のCoroCut 1・2ツールホルダと互換性があります。
新しい第一推奨材種GC1225は、優れた耐逃げ面摩耗性と刃先のじん性を備え、安定した加工条件での突切り、溝入れ加工、旋削加工のすべてに最適です。GC4425材種は、安定した加工条件での溝入れ加工、旋削加工、突切り加工において、高い耐摩耗性と良好な刃先安定性の優れた組合せを提供します。追加導入された材種GC1205は、時効ニッケルベース耐熱合金 (HRSA) 材の加工用に開発されたもので、優れた耐溶着性と耐逃げ面摩耗性を備えています。
CoroCut® 2突切りブレードは、クランプ フィンガーが短くなり、クランプ力が高くなり、 横方向に対しての動きに対してさらに安定性が 向上します。 高精度クーラントを備えたツールホルダは、スクリュークランプソリューションにより更新されました。新しい高剛性レールチップシート設計と組合せることで、クランプ力を失うことなくチップの動きを最小限に抑えることができます。
CoroCut® 2は、2コーナ仕様チップを使用できる切込み深さにおけるコスト効率の高いソリューションです。CoroCut® QDおよびCoroCut® QFはより大きな切込み深さに対する選択肢で、CoroCut® QIは小径の端面溝入れ加工および内径溝入れ加工用の推奨工具です。
CoroTurn SLカッティングブレードにより、少ない在庫のアダプタとカッティングヘッドから幅広い組合せを作ることができます。
ほとんどの被削材において、安定加工条件下での突切り加工、六角バーなどの軽い断続突切り加工の第一推奨。
多種多様な被削材に対応する、生産性の高い突切り加工ブレーカ。断続加工など、強い刃先が必要な場合に使用してください。
低送りで精密溝入れ加工に使用される研磨ブレーカ。低切削抵抗、優れた加工面品質。幅広いチップ幅と材種。
抜群の切りくず処理を誇る全被削材対応の汎用溝入れブレーカ。切りくず幅を小さくして良好な仕上げ面を実現。
低送りから中送りでの長い切りくずの被削材用の突切り・溝入れ加工用ブレーカ。CoroCut®コンセプトの中で最も攻撃的なチップブレーカを備えています。
CoroCut®の中で最も汎用性の高いブレーカで、あらゆる加工領域に使用可能。低送りと良好な切りくず処理を実現するように設計されています。ワイパー設計により良好な加工面品質を実現します。
全被削材における一般旋削加工用の剛性の高い刃先およびコーナを備えたブレーカ。ポジすくい角が構成刃先を抑えます。
低送りおよび小さい切込みでの倣い加工用仕上げブレーカ耐熱合金 (HRSA) 材の仕上げ加工用の最適な選択肢。
幅広い切削条件に対応した汎用性の高い倣い加工用チップブレーカ。非線形倣い加工での使用において優れたパフォーマンスを発揮します。フラッシュライトテクノロジーの刃先品質により、材種S205の-RMが可能になります。
加工条件
安定状態
一般状態
不安定状態
GC1225: CoroCut用の第一推奨材種 良好な加工条件下でのあらゆる突切り加工、溝入れ加工および旋削加工用材種 低炭素被削材やその他の溶着性のある被削材の加工にも適しています。中程度の切削速度。
GC1135: 中心への突切り加工および断続加工などの高じん性が求められる加工用。2135と同じ材種で、CoroCut QD/QF/QI に倣って名称変更されました。低~中切削速度。
GC1145: ステンレス鋼における断続切削および中心への突切り加工などの非常に高いじん性が求められる加工用。低い切削速度。
GC4425: 高い耐摩耗性と良好な刃先安定性の卓越した組合せ。安定した加工条件での溝入れ加工、旋削加工および突切り加工に使用します。中~高切削速度。
CT5015: 耐酸化性、耐スミア性に優れたチタンベース材種。かなり良好な加工条件下で低合金鋼の溝加工を行う際の高品質の加工面品質用。中程度の切削速度と送り。
GC3115: 安定した加工条件下での溝入れ加工や旋削加工に適した耐摩耗性の高い材種です。高硬度鋼にも効果を発揮します。高い切断速度。
H13A: 優れた耐摩耗性とじん性を兼ね備え、刃先のシャープさも優れています。非鉄およびチタン被削材に使用します。
S205: 従来の超硬材種CBN材種の間の切削速度範囲での高速仕上げ用の耐摩耗性CVDコーティング材種です。
GC1205: 時効ニッケルベース耐熱合金 (HRSA) 加工用材種。優れた耐溶着性と耐逃げ面摩耗性を備えています。高硬度母材およびPVDコーティングにより、切削速度と工具寿命が大幅に向上します。
アップグレードされたCoroCut®は、コスト効率が高く安全な突切り・溝入れ加工をどのように実現できるかを示しています。
-RFブレーカ付きCoroCut® 2と材種GC1205は、ニッケルベース耐熱合金 (HRSA) 材において優れた切りくず処理能力を発揮します。 この組合せにより、高い表面完全性の結果を伴う安全な加工が実現し、航空宇宙産業の最も高い要求を満たすことができます。
アップグレードされたCoroCut®は、コスト効率が高く安全な突切り・溝入れ加工をどのように実現できるかを示しています。
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