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CoroMill®490

一般および複数パスの肩削り加工用の第一推奨

適切なチップブレーカを選択する

軽切削 (-L)

  • エクストラポジティブ
  • 軽切削加工用
  • 低切削抵抗
  • 低送り速度

中切削 (-M)

  • 第一推奨ブレーカ
  • 中送り速度
  • 中~軽荒加工

重切削 (-H)

  • 強化刃先
  • 重切削加工
  • 高い切刃信頼性
  • 高い送り速度

正しいピッチの選定方法

加工に最適な有効刃数 zc を選定する場合、ピッチ(切刃の間隔)も考慮することが重要です。
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適切なツールホルダを選択する

工具の取り付け方はフライス加工の結果に非常に大きく影響します。切込みが大きいと、カップリングのサイズと剛性がより重要になります。これは肩削り正面フライスカッター、特にロングエッジカッターを使用する場合、径方向の切削抵抗がかなり大きくなるためです。

切込み

チップサイズ 08

  • 最大切込み:5.5 mm
  • 推奨切込み:4 mm

チップサイズ 14

  • 最大切込み:10 mm
  • 推奨切込み:7 mm

トルク値

チップスクリュー:

1.2 Nm (10 in-lbs) (IP8)
3.0 Nm (26 in-lbs) (IP15)

加工ヒント

加工チェックリストとヒント

加工チェックリストとヒント

肩削り加工を行う際に考慮すべき点は何でしょうか?ここで紹介するヒントとコツをご活用ください。

切りくず生成

切りくず生成

良好な切りくず生成と切りくず排出は、高品質のフライス加工のためにきわめて重要です。最適な切りくずの生成方法についてご紹介します。「始めは厚く、終わりは薄く」が決め手です。

カッター位置

カッター位置

フライス工具の刃先は切込みのたびに衝撃負荷にさらされます。良質な加工を実現するには、切込みと抜け際の両方で、刃先と被削材の接触に注意してください。

部品への食いつき

部品への食いつき

肩削り加工では、径方向の食いつきを小さくすることがよくあります。このため、刃当たり送り (fz) 対最大切りくず厚さ (hex) を考慮することが大切です。
適切な最大切りくず厚さ (hex) 値に応じて切削パラメータを算定することにより、良好な切削アクションを確保し、優れた加工面品質と工具寿命が得られます。

推奨事項

カッターボディの選定

厳しい加工条件

 

L

安定性および出力が充分ではない
深いフル溝加工
最小の切削力

平均的な加工条件

 

M

汎用



良好な加工条件

 

H

切りくずが短い被削材
耐熱被削材
エッジ加工



第一推奨チップ

荒加工 M-PH 4340 M-MM 1040 M-PH 3330 E-ML H13A M-MM S40T M-PM 1010
中加工 M-PM 4330 E-MM 1040 M-KM 3330 E-ML H13A E-MM S30T M-PM 1010
仕上げ加工 M-PL 1130 E-ML 1040 M-KL 1020 E-ML H13A E-ML S30T M-PL 1010
P M K N S H

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