サンドビック・コロマントの耐熱合金およびチタン合金用フライスチップと材種は、切削工具材種における最新のテクノロジーと開発技術により製造されたものです。耐熱合金およびチタン合金のフライス加工に伴う、厳しい要求を満たす最適なチップ材種を見つけてください。
チタン合金のフライス加工用に最適化された、PVDコーティング超硬材種で、軽荒~仕上げ加工で優れた性能を発揮します。薄いコーティングにより、疲労とマイクロチッピングを防ぐ非常にシャープな刃先が実現でき、高い切削速度での長時間加工における刃先の寿命を維持します。メリットと特長
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耐熱合金 (HRSA) とチタンは両方とも加工特性が好ましいものではなく、特に時効硬化したものでは切削工具に厳しい要求が突きつけられます。
コロミル690はエンドクーラント付きで、キャビティまたはポケットフライス加工であっても、正面フライス加工や溝入れ加工で最高の切りくず排出を発揮します。
Zertivo(ザーティボ)は、工具寿命を延長しPVD材種の安定性を向上する独自の生産技術です。
当社のHRSA(耐熱合金)およびチタン合金加工用材種のラインナップでは、さまざまな加工条件に対応するPVDおよびCVDコーティング超硬材種やノンコート超硬材種を取り揃えています。下記の情報をご参照いただき、最適な材種を見つけてください。
安定した加工条件 | ![]() | |
不安定な加工条件 | ||
発熱量小 (小型カッター | 発熱量大 (大型カッター |
中硬度のPVDコーティング(薄いコーティング)材種で、かなり安定した加工条件での軽荒~仕上げ加工に好適。卓越した刃先の耐久性と加工面品質。ウェット/ドライどちらの加工条件でも使用可能。
Zertivo™(ザーティボ)テクノロジーを採用した高硬度の薄いコーティングを施したPVD材種で、長時間加工でS30Tの補助材種として使用。ウェット/ドライどちらの加工条件でも使用可能。
学術研究の世界におけるサンドビック・コロマントの役割を知れば、私たちが航空・宇宙産業の課題に真剣に取り組んでいることをお分かりいただけるでしょう。米国バージニア州のCCAMおよびイギリス、シェフィールドのAMRCなどの研究機関で、サンドビックは将来のプロジェクトのために実用的な知識や実際の加工現場における経験や知識の応用例を提供しています。
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