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CoroDrill® 460

幅広い被削材に使用可能な汎用高性能超硬ドリル1つのドリルですべての被削材に対応することで、在庫が削減でき、加工の柔軟性が向上することで、段取り時間の短縮につながります。

穴に関する最も基本的な3つのパラメータ:

  • 加工径
  • 加工深さ
  • 穴品質

穴タイプと要求される精度は工具の選定に影響します。穴あけ加工は凹凸面や食い付き/抜け際の傾斜面、交差穴に影響を受けることがあります。

部品

穴を分析する際は、被削材、部品形状および品質について検討します

  • 被削材は切りくず処理特性に優れていますか?切りくずが長い被削材ですか?それとも短い被削材ですか?
  • 被削性は?
  • 被削材硬度は?
  • 合金成分は?

機械

機械の影響:

  • 加工作業のタイプ
  • 使用するツールホルダ/コレットのタイプ

常に考慮すべき事項:

  • 機械の安定性
  • 主軸速度
  • クーラント供給量とクーラント圧
  • ワークのクランプ
  • 主軸タイプの選択(横型/立型)

ツールホールディング

生産性は、材種やブレーカの影響のみならず、クランプ保持性能やクランプ精度によっても影響されます。最高の安定性と穴品質を実現するために、常にCoromant CaptoまたはCoroChuck 930を使用し、工具突出し量はできる限り短くしてください。

工具の振れ

穴あけ加工をうまく行うには、工具の振れを最小限に抑えることが不可欠です。振れは以下のため0.02mm を超えてはなりません。

  • 厳しい穴公差と真直度
  • 良好な加工面品質
  • 長くばらつきのない工具寿命

クーラント

クーラント供給の影響:

  • 切りくず排出
  • 穴品質
  • 工具寿命

切りくず詰まりを避けるため、3 x DCを超える深さの穴あけ加工は、必ず内部給油で行います。
加工穴深さが浅く、切りくず生成が良好な場合は、外部給油が使用できます。

切りくず処理

切りくず生成および排出は重要な問題です。切りくず詰まりは以下によって左右されます。

  • 被削材
  • ドリルの刃先形状の選定
  • クーラント圧/供給量
  • 切削条件

切りくず詰まりは、穴品質、ドリルの寿命/信頼性、ドリルの破損に影響を及ぼします。

切削データ

切削速度は、工具寿命に影響する大きな要因です。高速の場合:

  • 高温
  • 摩耗の増大
  • 粗悪な穴品質
  • 穴公差が不良

低速の場合:

  • 構成刃先
  • 切りくず排出の悪化
  • 加工時間が長くなる

加工ヒント

推奨事項

  • 高精度油圧チャックの使用を推奨
  • 内部給油を推奨、最小推奨圧は10 bar (145 psi)

CoroChuck™ 930:最高のクランプ力と精度を実現

CoroChuck™ 930 ペンシルタイプ:近接性が向上



取扱製品

​長さ/径比 ドリル径、mm (inch)​​ クーラント​ チップブレーカ シャンクタイプ​​ 材種
2-3​​ 3-20 (0.118-0.787)​​ ​内径/外径​ ​-XM​ DIN 6535 HA​​ GC34​​
4-5​​ ​3-20 (0.118-0.787)​ 内径/外径​ -XM​​ DIN 6535 HA​​ ​GC34​
7-8​​ 3-20 (0.118-0.787)​​ 内径 -XM​​ サンドビック標準 GC34​​

カスタマイズソリューション



ドリルタイプ1

ドリルタイプ2

ドリルタイプ4

ドリルタイプ5

ドリルタイプ6

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