丸チップが狭い溝における長い突き出し量での良好な倣い加工を促進
切削工具およびツーリングシステムのスペシャリスト サンドビック・コロマントがCoroCut® QD突切り・溝入れ工具のプロググラムに丸ブレーカ (-RM) を追加。丸ブレーカは、狭い溝における長い突き出し量での倣い加工が可能です。その他に、外径倣い加工、くぼみの生成およびぬすみ加工、さらに非線形旋削加工および径方向底面全幅の溝入れにも使用できます。

「CoroCut QDホルダで丸ブレーカを使用する特長とメリットとしては、良好な工具寿命および高剛性チップシートによる良好な切りくず処理、良好な加工安定性および切りくず排出を実現する逃げ面/すくい面への双方の高精度内部クーラント、およびY軸ブレードとともに使用できることを挙げることができます。」とサンドビック・コロマントのグローバル製品部長、旋削工具担当のアンジェリカ・ゴンザレス博士が説明しています。
お客様の加工事例が、この製品がもたらす潜在的な利益を示しています。Niles-Simmons N30 CNC旋盤での溝入れ加工が必要な42CrMo4合金鋼製シャフトの事例です。他社のソリューションの代わりに-RMチップブレーカーのCoroCut QDを使用すると、工具寿命が2倍になり切りくず処理処理もはるかに良好でした。切削条件は両方の工具とも同じで、スピンドル回転数 290 rpm、切削速度 160-180 m/min (525-591 ft/min)、送り速度 0.3 mm/rev (0.012 in/rev) および軸方向切込み 2.7 mm (0.079 in) というものでした。
チップ用に3種類の材種を取り揃えています。GC1125材種は、あらゆる被削材における仕上げ加工に理想的です。また、非鉄金属、耐熱合金 (HRSA) およびチタンにおける特定の荒加工にも最適です。一方GC1135材種は、 ステンレス鋼および耐熱合金 (HRSA) における荒加工用第一推奨です。また、鋼および鋳鉄加工物の荒加工用のGC4335材種もご提供致します。製品ラインナップは、4種類のチップサイズ 3、4、6、8 mm (0.008、0.157、0.236、0.315 inch) を取り揃えています。サンドビック・コロマント
サンドビックグローバル産業エンジニアリンググループの一部である、サンドビック・コロマントは、製造業用工具、加工ソリューションと知識の最前線にいます。この工具、ソリューションや知識は、金属加工産業が現在そして次の産業時代に必要とする業界標準と革新をもたらします。教育的サポートや広範囲の研究と開発への投資またお客様との緊密なパートナーシップにより、加工技術の開発を確実にし、製造業の未来を変え牽引し促進します。 サンドビック・コロマントは世界で特許を3100件、取得しています。8,000人以上のスタッフを雇用し、150ヵ国に進出しています。
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